古河と鎌倉(静御前) 石川石材の所在地である茨城県古河(こが)市。古河と鎌倉、そして鶴岡八幡宮。そこには大きなつながりがある。
悲劇の英雄、源義経が愛した静御前。静が鶴岡八幡宮で頼朝をはじめ並みいる武士たちの前であざやかに舞ったのは有名である。その後、義経を慕って奥州へと出立した静が、目的を果たせず死に至った地が古河近辺という伝承がある。静を葬ったという古河の光了寺に蛙蟆龍(あまりょう)の舞衣や義経形見の懐剣が宝物として蔵されている。 (写真)鶴岡八幡宮の舞殿の敷石 舞殿では毎年4月の鎌倉まつりで「静の舞」が奉納される。