吾妻鏡
鎌倉入りした頼朝は、まず、鶴岡八幡宮を材木座(現在の元八幡)から現在地に移した。用材に恵まれない鎌倉へは伊豆や房州から木材や石材が運ばれ材木座の浜に上げられた。 参道の段葛を造るにあたっては、頼朝自ら工事を指揮し、北条時政以下の重臣も土石を運んだと『吾妻鏡』に記されている。 (写真)鶴岡八幡宮祈祷受付所の敷石