文字通り、塔婆を立てるための調度品。一般的に墓石の後ろに設置します。笠付きが主流ですが、最近はステンレス仕様のものもあります。
故人の戒名(法名)、俗名(本名)没年月日、行年を刻みます。最近の一家族一墓が基本の合祀墓では 不可欠なものです。
水鉢は、故人の渇きをいやし供え物を捧げるための石卓。花立との一体型や別々になっている独立型が あります。 花立は、石に穴をあけただけの従来型に変わって、着脱が簡単なステンレス製の花器をはめ込んだものを 選ぶお客さまが増えてきています。
香を供えるためのもの。花立、水鉢とともに墓石正面に位置。墓石全体の印象を引き立てる重要な要素です。 それだけに意匠や加工も様々。和・洋それぞれ墓石との調和を考慮して選びたいものです。
舟型・半身・姿彫の三種。幼い御霊の供養を念じて建立する他、その慈愛に満ちた表情によって墓所に ねくもりをあたえ、身近な空間に見せる演出効果として設置することも多いようです。
墓参りの折、荷物や供え物を置く台座。自然石を研磨加工したものが主流です。
墓参り前に手を洗い清めるためのものですが、装飾的効果も高く、墓所に自然の風趣をもたらし、敷地内を 親しみやすいものにします。